親知らずの抜歯などの小手術(健康保険内)
20歳頃生える「親知らず」は、磨きづらい第8番目の歯のため感染しやすく、スペースのない場所に生えてくると歯並びが悪くなる場合もあります。年月が経つほどに骨と同化して抜きにくくなりますので、ケースにもよりますが早めの抜歯をおすすめしています。術中は麻酔をするためほぼ無痛で、術後は鎮痛剤を処方します。治療期間は個人差がありますが、おおむね3〜7日ほどです。
舌や粘膜の疾患の治療(健康保険内)
口内炎から腫瘍などのでき物まで診断・治療を行います。口内炎はレーザー治療で数日で治癒します。腫瘍は小手術が必要になりますが、症例によっては大学病院などをご紹介する場合もあります。
顎関節症の治療(健康保険内)
顎の関節の動きが悪くなる、動かすと痛みがある、音が鳴るのが症状で、顎の関節や筋肉に負担がかかっている状態です。10代〜30代の女性に多く、精神的なストレスや、ほおづえをつく、歯ぎしりをするなどの生活習慣が要因になっている場合がほとんどです。生活習慣やクセを直したり、くいしばりを防止する装置を装着するスプリント療法などで症状を改善していきます。
インプラント治療(健康保険外)
歯を失った部分のあごの骨に、チタン製のネジ(人工歯根・直径約4mm、長さ10mm程)を埋め込み、骨と人工歯根が結合した後に、差し歯を被せる治療。両隣の歯を削る必要がなく、違和感なく噛むことができます。外科的治療が必要であり、実際にインプラントで咬めるようになるまで数カ月かかります。健康保険適用ではありません。
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